microSDカードにRaspberry Pi OSの書き込みが完了したら、Raspberry Piを起動しましょう。
本記事では、Raspberry Pi 4 Model Bを例に進めていきます。
簡単な流れ
- Raspberry Pi本体の準備
- Raspberry Piの起動
- Raspberry Piの初期設定
Raspberry Pi本体の準備
Raspberry PiのmicroSDカードスロットに差し込む
Raspberry Pi OSを書き込んだmicroSDカードをRaspberry Piの裏面にあるmicroSDカードスロットに奥まで差し込みます。
maicroSDカードを取り外す時は、使い始めは少し固いですが力まずにゆっくり丁寧に抜きましょう。
ケーブルの接続
microSDカードを接続したら、Raspberry Piに各種ケーブルを接続します。(本記事では、無線LAN接続の前提で進めます)
必要なケーブルは、①電源用のケーブル、②ディスプレイ用のケーブル、③キーボード用のケーブル、④マウス用のケーブルになります。
ココに注意
Raspberry Piは電源スイッチがないため①の電源用ケーブルは最後に接続してコンセントに差し込んでください
Raspberry Piの起動
Raspberry Piを起動します。
①の電源用ケーブルをコンセントに差し込むとPWR LEDが赤く点灯し起動します。
起動と同時にmicroSDカード内のOSの読み込みが始まるので完了するまでしばらく待ちましょう。
「OS(es)Installed Successfully」と表示されていることを確認し、「OK」をクリックします。
Raspberry Piの初期設定
Raspberry Piの起動が完了したら初期設定を行なっていきます。
Raspberry Pi OSの初回起動時には初期設定画面が表示されます。言語やパスワード、画面、Wi-Fi設定などが可能です。
「Welcome to the Raspberry Pi Desktop」と表示されていることを確認し、「Next」をクリックします。
国・言語・タイムゾーンを選択し、「Next」をクリックします。
「ユーザ名」、「パスワード」、「パスワード再入力」を入力し、「Next」をクリックします。
現在の画面に黒縁がある場合、トグルスイッチをオンに設定し、「Next」をクリックします。
再起動後、黒縁のない画面が表示されます。
WiFiの接続を行います。
しばらく待つとWiFiネットワークのリストが表示されるので、自身のWiFiを選択しパスワードを入力して接続しましょう。
もし、WiFiを接続しない場合は、「Skip」をクリックします。
ソフトウェアのアップデートを行います。後でアップデートすることもできます。
アップデートには、インターネットに接続している必要があります。
「Setup Complete」と表示されると、初期設定完了です。
日本語設定、画面設定などを反映さるために「Restart」をクリックします。
再起動後は、設定が反映されているか確認しましょう。
以上でRaspberry Piの初期設定は完了です。