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Python3エンジニアデータ分析試験の解説|合格までの勉強方法

本記事では、Python3エンジニア認定データ分析試験に合格したため一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が主催している「Python3エンジニア認定データ分析試験」の解説と自身の経験をもとに勉強方法を記載します。筆者は、本試験を受ける前にPython3エンジニア認定基礎試験に合格しています。

 

Python3エンジニア認定データ分析試験とは?

一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が主催している「Python3エンジニア認定データ分析試験」でPythonを使ったデータ分析の基礎をや方法を問う試験です。

Pythonエンジニア育成推進協会は、2016年4月に発足したPythonのエンジニアを育成するための団体です。「Python 3エンジニア認定基礎試験」は2017年6月に始まり、2020年6月に「Python 3エンジニア認定データ分析試験」も始まりました。

AI(人工知能)や機械学習、データ分析といった幅広い分野で活用されていることで受験者数は増加し、2020年9月時点で両試験の累計受験者数は1万人を突破しています。Python言語の文法はシンプルでわかりやすいため初学者にも学びやすくプログラミング未経験の方も受験されています。

メリット

Python資格を取得することは、自分自身のスキルの証明、キャリアアップ、就職を有利に進めるうえでもPythonを学ぶことは十分に意義があるでしょう。

試験概要

試験方式 CBT形式(すべて選択問題)

試験時間 60分

合格基準 70%(全40問中28問以上正解で合格)

受験日  通年

受験料  一般価格 11,000円(税込)学割価格 5,500円(税込)

開催場所 全国のオデッセイコミュニケー

ションズCBTテストセンター

受験の流れ 公式サイト「Odyssey CBT」

試験結果 試験終了直後に判定

出題範囲

出題範囲は主教材である「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書(翔泳社)」の掲載内容としています。各章から何問出題されるか明確に決められてます。

以下にPythonエンジニア育成教育協会HPにある各章ごとの出題数、出題率を掲載します。

出題数、出題率の詳細はコチラ

合格までの勉強時間

約15時間です。すでに、基礎試験に合格している方であればNumPy、Pandas、Matplotlib、scikit-learnについてプログラムをコーディングして動きを確認しながら学ぶことで十分合格できるでしょう。

試験申し込み

詳細は、公式サイト「Odyssey CBT」をご確認ください。

公式サイト「Odyssey CBT」で試験会場、試験日時を選んで受験申し込みをします。なお、試験は自宅では受験できないため各都道府県に設けられた試験会場に出向いて受験します。

会場によって受験できる日程が限られているため、試験会場のスケジュールを確認して、なるべく早く受験日を決めて申請するべきでしょう。

試験当日の注意

  • 時間に余裕を持って会場に着くようにしましょう
  • 試験会場によっては、何分前に入場できるか決まっているところもあるので必ず確認しましょう
  • 当日必要な持ち物を公式サイト「Odyssey CBT」で確認しましょう。特に写真付身分証明書は持参しないと受験できないため気をつけましょう。

合格までの勉強方法

主教材と無料の模擬試験を使って勉強しました。
主教材の第4章の「ライブラリによる分析の実践」は出題率約7割を占めているため重点的に取り組みました。

以下のように読み進めました。

  • 目次を見て全体像を把握
  • 1周サラッと読む
  • サンプルソースをコーディングして動作を確認しながら読み進め、わからない箇所は、インターネットなどで調べることを繰り返す。自分なりにコードを書き換える。

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データ分析や機械学習を実務で行う場合は、数学の知識が必要になります。試験の出題範囲に線形代数、確率、統計が含まれているため、不安の方は主教材に加えて復習すると良いでしょう。

数学を学びたい方にはUdemy動画教材おすすめです。とても丁寧に解説されているため、数学が苦手な方でも十分に試験対策として学ぶことができるでしょう。

数学を学びたい方におすすめ

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無料の模擬試験

主教材の学習がひと通り理解できたら無料の模擬試験で実力を試しましょう。

模擬試験を受けた後の復習は、「なぜその選択肢は正解なのか又は不正解なのか」「設問の選択肢にそれぞれ出てくる用語」について説明できるところまで学習することが重要です。

以下のサイトで登録してから無料で受けることができます。


画像出典:PRIME STUDY

 


画像出典:DIVE INTO EXAM

 

まとめ

今回は、Python3エンジニア認定データ分析試験の解説と勉強方法についてお伝えしました。試験は主教材が中心のためしっかり理解することができれば十分合格できるでしょう。

この記事がこれから受験される方に少しでも参考になれば幸いです。

記事で紹介した教材、模擬試験サイト

模擬試験サイト:PRIME STUDY

模擬試験サイト:DIVE INTO EXAM

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