Raspberry Piを使い始める準備としてRaspberry Pi公式の「Raspberry Pi Imager」という書き込みツールを用いてmicroSDカードへRaspberry Pi OSを書き込みする方法についてご紹介します。本記事ではMacを使ってOSの用意をしていきます。
簡単な流れ
- Raspberry Pi Imagerインストーラーのダウンロード
- Raspberry Pi Imagerのインストール
- Raspberry Pi Imagerを使ってRaspberry Pi OSをmicroSDカードに書き込み
Raspberry PiのOSについて
Raspberry PiにはOSが搭載されていないためOSはmicroSDカードに入れておくことが必要です。
Raspberry Piの裏面のスロットにmicroSDカードを差し込んで電源を入れるとmicroSDカードに入っているOSをメモリーが読み込みOSを起動する仕組みになっています。Raspberry PiのOSとしてRaspberry Pi財団が提供する「Raspberry Pi OS」があります。
Raspberry Pi Imagerインストーラーのダウンロード（Mac）
Raspberry Piの公式ページ（https://www.raspberrypi.com/software/）よりMacOS版をダウンロードしましょう。
Raspberry Pi ImagerはWindows版、MacOS版、Ubuntu版の３種類があります。お使いのパソコンに合わせてダウンロードしてください。
Install Rasberry Pi OS using Raspberry Pi Imagerの「Download for macOS」をクリックします。
Rasberry Pi Imagerインストーラーのダウンロードが始まります。
そしてダウンロードしたRaspberry Pi Imagerをパソコンにインストールしていきます。
Raspberry Pi Imagerのインストール
ダウンロードが完了したらimager.dmgをダブルクリックして解凍します。
Raspberry Pi Imagerアイコンをアプリケーションフォルダに移動（ドラッグ＆ドロップ）して完了です。
Raspberry Pi Imagerを使ってRaspberry Pi OSをmicroSDカードに書き込む
パソコンにRaspberry Pi OSの書き込みに使用するmicroSDカードを接続します。
Raspberry Pi Imagerを起動します。
メニュー画面が表示されます。
最初にOSを選択します。メニュー画面の「OS」で「OSを選ぶ」をクリックします。
選択可能なOSの一覧が表示されます。
インストール可能なOSは、「Raspberry Pi OS（32bit）、Raspberry Pi OS（Other）」のRaspberry Piの公式のOSとその他にもたくさんのOSがあります。
ここでは、Raspberyy Pi OS（Other）をクリックします。
こちらでは、Raspberry Pi OS Lite（32bit）、Raspberry Pi OS Full（32bit）のOSや2022年2月2日に正式にリリースされたRaspberry Pi OS（64bit）を選択することができます。
ここではRaspberry Pi OS （64bit）をクリックします。
「OS」が「RASPBERRY PI OS（64-BIT）」に変わります。
次に、書き込みに使用するmicroSDカードを選択します。
microSDカードは32GB以上のものを推奨
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価格:839円 |
メニュー画面のストレージの「ストレージを選ぶ」をクリックします。
パソコンに接続されている選択可能なmicroSDカードの一覧が表示されます。
パソコンに接続したmicroSDカードのデバイス名（ここでは「APPLE SD Card Reader Media」）をクリックします。
書き込み先のmicroSDカードの中身のデータは、OS書き込み時に消去されます。
「ストレージ」が選択したmicroSDカードのデバイス名に変わります。
OSとmicroSDカードの選択が完了し、書き込みを開始して問題なければメニュー画面の「書き込み」をクリックします。
microSDカード内の既存データが全て消去されることを確認する警告メッセージが表示されます。
問題なければ「はい」をクリックします。
書き込みが始まります。
書き込みを中止する場合は、「書き込みキャンセル」をクリックします。
書き込みが完了すると「書き込みが正常に完了しました」と表示されます。
パソコンからmicroSDカードを取り外します。
microSDカードを取り外したら「続ける」をクリックします。
Raspberry Pi Imagerを閉じて終了します。
以上でmicroSDカードへのRaspberry Pi OSの書き込みは完了です。
